2021-02-26 第204回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
直近では、船橋市が主催する船橋市交通ビッグデータ見える化協議会に国も参加し、ETC二・〇データなどのビッグデータを活用した渋滞要因の分析などに取り組んでいるところであり、具体的なビジョンという形では取りまとめは行っていないものの、データに基づく効果的な、かつ効率的な渋滞対策を更に推進していく方針でございます。
直近では、船橋市が主催する船橋市交通ビッグデータ見える化協議会に国も参加し、ETC二・〇データなどのビッグデータを活用した渋滞要因の分析などに取り組んでいるところであり、具体的なビジョンという形では取りまとめは行っていないものの、データに基づく効果的な、かつ効率的な渋滞対策を更に推進していく方針でございます。
また、社会的にも、例えば今、船橋市では、ちょっと一問飛ばすかもしれませんけれども、船橋市では、国土交通省から提供される交通ビッグデータを使用して、市内の交通状況を地図上に見える化をしたりしているんです。これによって、国道や県道と並行する路線で速度低下が特に著しいことや、生活道路における急ブレーキの多発箇所とか事故が発生しやすい場所が明らかになったということもやっているんですね。
六 MaaSを全国へ円滑に普及させる観点から、その導入によって実現される社会像を国民に分かりやすく示していくとともに、ICT等の最新技術の積極的な活用による交通ビッグデータの整備など、将来の交通社会の変革に資する環境整備を図ること。 七 自家用有償旅客運送が事実上の営利事業として地域公共交通の担い手となっているタクシー事業者の経営を圧迫することにならないよう対策を講ずること。
オリンピック・パラリンピックでの自動運転などの先端輸送システムの実現を初め、プローブ情報をもとにした交通ビッグデータの活用によります渋滞緩和や駐車場対策、あるいは駐車場での自動駐車や、公道での車間距離の維持や速度調整など、快適性と安全性の研究などが、ICTを利用したITSの今後の方向性として考えられるのではないかというふうに感じております。
幸いのことに、ICT技術の進展において交通ビッグデータと呼ばれるものが徐々に徐々に充実してきてございますが、そのことと個人情報保護との折り合いをどう付けるかと。これは非常に大きな問題でございまして、独り交通だけの問題ではございませんけれども、国民的議論が要請される、そのようなことも是非考えるべきだというふうに思います。